
12/31
2006年の回顧を書こうと思う。
今年は、”思い通りにならない”をより深く知った年だった。外因で落ち込むことが多い一年だった。
もう隠す事もないと思うので告白するが、例えば親父の会社が倒産した。2年間ほど付き合った彼女とは、親とウマが合わずに疲れて別れてしまった。何となくその流れで、体調も崩しがちだった。
しかし、そんな節々には必ず友人がいた。悩む時は電話をし、どうでもいい事をメールし、時には愚痴も吐きあったし、沢山助けてもらった。
恥ずかしながら、承知の通り、僕は友情とか親友という言葉が嫌いだった。だが今年ほど『友情』が信頼できる概念だと気付かされたことはない。
今年は、同年代以外の交流も多かった。地方のビッグバンドに加盟し続けられたのは幸いだった。本職を持ちつつ良い音楽を追求する姿に随分勇気付けられたし、それ以上に、音楽が人の繋がりで成り立つ現場を実感したのは大きかった。以前からそうだと考えていたのだけど、同じ考えを持っている人が(しかも地元に)いるのには驚いた。その単純な理屈、人と付き合う大切さを学ばせてもらった。
もっともキツイ時、不意に電話をかけた帰国中のボストンの友人(僕からすれば顔見知りくらいかと思ってたけど)に「君はボストンに来るべきだよ」とハッキリ言われたのにはまた驚いた。僕は正直しりごみしていた、両親が大きな借金を背負って、今まで経済的に依存してきた事を恥じていた時期だった。
ただそれからの数週間、留学に向けて動き始めたときの周囲の暖かさは、筆舌にしがたい、喜びだった。如何に自分が周囲に守られているかを実感した。
またまた恥ずかしながら、感謝の言葉とか、謝罪の言葉とかが苦手な僕がいた。
『僕の資本は友達です』と声を大にして言いたい。最高の友が、一人や二人でなく僕の周りにいることに感謝したい。心底そう思えた一年だった。
来年からは新天地へ向かうけど、これからも不肖にしおかりょうじをよろしく。
僕も、精一杯恩返しをする。これを一年の締めに抱負として記したい。
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