よさこいとは?
よさこい祭りの歴史
よさこい祭りは、昭和29年に高知市の商店街の活性化を目指しお隣徳島県にある阿波踊りに負けない ものにしようと、昔から受け継がれていた、「よさこい節」の曲を基に踊りを考えできたお祭りです。
よさこい祭りの日程
よさこい祭りの日程は毎年8月10日、11日に行われます。また、9日には前夜祭が、12日には 後夜祭と賞を受賞したチームと県外のチームが踊る全国大会が行われます。 また、今年の花火大会は13日に行われる予定です。
よさこい祭りのルール
基本的なよさこい祭りのルールは以下のようなものがあります。
- 1チームの踊り子は150人以下
- 鳴子を持って前進する踊りであること
- 各チーム地方車を用意すること
- 曲によさこい節を入れること(ただしアレンジ自由)
などのルールがあり、全国の他の祭りよりも自由にできるのが特徴で それにより、時代を反映したものがあり、老若男女すべてで楽しめます。
世界へ飛び火 よさこいまつり
1991年に北海道・さっぽろで、初めてよさこいソーラン祭りが開催され それを機に急速に全国に広まっていきました。もともと、自由を売りにしていたよさこい祭りの 信念が地元の若い人たちに受けいられ今では、徳島県以外のすべての県で「○○よさこい祭り」 と呼ばれるような祭りがあり、日本だけにとどまらず、ハワイや東南アジアでも定期的に行われています。
よさこいの基礎用語
鳴子
元々田や畑で鳥などを追い払うためにつけられていた音の鳴るものが原点で 高知では、稲作が盛んだったため愛着もって踊りに使おうということになったものです。 今では、鳴子はよさこい祭りには欠かせないものとなり、様々なデザインの物、巨大なもの、 背負える物、星人なども登場しています。
地方車
簡単に言えばトラックですが、この飾り付けで宣伝をするチームや バンドを乗せ生演奏するチームなど、基本的には巨大なスピーカを取り付け踊り子を先導します。 いわば、チームの顔であり、なくてはならないものです。 最近では地方車賞もでき、よりいっそうデザイン性が高くなっています。
競演場
踊る場所のことで、主に、高知市内の商店が中心となっています。 各競演場でそれぞれの特色があり、チームは好きなところで踊ります。 ただし、本部追手筋競演場と帯屋町筋競演場、中央公園競演場などは踊る順番に制約があります。 また、本部では、テレビ中継があり、賞の採点も行われています。この場所は唯一観客席が桟敷席と 言われる指定席となっており、全国からの団体観光客やVIPなどが見ています。
花メダル
花メダルとは、本部追手筋競演場でのみ貰える花の形をしたメダルで、そもそもメダルは 全部の競演場で貰えるのですが、花メダルはここでしか貰えません。また、渡してくれるのは ミス高知です。